事故った高齢ドライバーはなぜ「車が勝手に」と言い訳するのか? - まぐまぐニュース!

高齢ドライバーによる事故報道の過熱ぶりに疑問を持った、メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者で交通ジャーナリストでもある吉田武さんが、現役の警察官僚からその裏側を徹底的に聞きだす人気シリーズ。第1回の「警察官僚が暴露。高齢ドライバーの事故報道が突然激増した裏事情」、第2回の「高齢者の運転事故、実は減っている。事故多発に見せたい政府の思惑」の両記事ともに信じ難い情報のリークがありました。第3弾の今回は、高齢者が事故を起こすそもそもの原因、そして加害者となった高齢ドライバーの呆れた言い分が暴露されています。
MAG2.COM
現役警察官僚のペダル踏み間違え事故に関する見解だそうです。
まず、「~右足をアクセルペダル、左足をブレーキペダルの上に置いたまま運転している高齢ドライバーが実際多くいるんですね。つまり両足を使ってペダルを踏む方が合理的と考える高齢ドライバーが存在しているということです」「~両足をペダルに置いて運転するということは、ドライバー本人も自身の反射神経が衰えている部分を自覚していると思うんですね。そうでなかったらそんな器用な運転できませんよ(苦笑)」という説明に関してです。
リンク先だと結論まで読めないので結論は自分の憶測ですが、この書き方だと自分の反射神経が衰えていることを自覚しているから左足ブレーキを使い、そのため踏み間違えが起こるのだ、と読めるのではないかと思います。
本当にそうなのかな~
まず第一に統計学的な話。
そもそも左足ブレーキがそんなに普及しているとは思えません。
多いというのであれば、運転者全体の左足ブレーキを使う運転手の割合と、踏み間違え事故における左足ブレーキ運転者の割合を出して多い少ないを議論しないといけませんよね。
同じ警察官僚の方が、同じ連載で、「実は高齢者の事故は減っている」という
http://www.mag2.com/p/news/235508/2
説明もされているのですから、事故原因に左足ブレーキが多いというなら数字なりグラフなりを出して説明して欲しいものです。
次に手足を間違えずに動かす能力について。
頻繁にペダルを踏み換えたり、ギアを入れ替える駐車場での事故が多いのも、右足だけですぐ側並ぶ二つのペダルを行ったり来たり、踏み換えるから混乱してきて、踏み間違えるのだと思っていました。
右足一本だと、踏み間違えたときに更にブレーキのつもりでアクセルを踏み込む訳ですがらね。
自分も踏み間違えたら、あわてて更にアクセルを踏むと思います。
踏み間違えていると気付く自信は、自分にはまったくありません。
AT車は左足ブレーキのみ、MT車は基本通り+たまに左足ブレーキを使ってる立場からすると、右足と左足で、役割を明確に分けた方が間違えないと感じています。
AT車を100%左足ブレーキに変えてから、幻のクラッチペダルを踏むことも無くなりましたし・・・(笑)
ちょと古いですが、こちらの論文も参考になります。
無いはずのクラッチペダルを踏んで、AT車のブレーキペダルを踏んでしまった踏み間違いや、引用記事で指摘されている左足ブレーキでなおかつ右足ブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んでしまったケースについても言及されています。
http://www.orsj.or.jp/~archive/pdf/bul/Vol.45_11_560.pdf
つぎに2ページ目の「高齢ドライバーにクラッチ操作のマニュアル車を運転させるほうが危険かもしれません。むしろ急発進率が高いですからね。」について。
こちらも腑に落ちない書き方です。
急発進率ってどんな状況でしょうか?
ギアが入っているのにニュートラルのつもりで、クラッチをつなげてしまい発進していしまうということでしょうか?
それならアイドリング状態ですから、ほぼエンストするでしょう。
たとえエンストせずとも、MT車であれば急発進してもとりあえずクラッチ踏みます、クラッチを踏めばそこで駆動力が遮断されます、いくらアクセルを踏んでもそれ以上加速しません。
エンストもせず、ブレーキ踏むつもりで更にアクセルを踏み込み加速し続けるAT車より安全だとおもいます。
自分もかつて、下り坂に止めたコラムシフトのマニュアル車をバックさせるつもりで前進してしまったことがあります。
バックギアにいれるつもりで2速にいれて半クラッチで発進してしまったのです。
コラムシフトのマニュアル車は、通常のフロアシフトと左右逆といっていいシフトパターンです。バックのつもりで右手前に入れるとそこは2速です。
2速に入っているわけですから、車は当然前に進みます(笑)
それを下り坂の為と勘違いし、更にアクセルを踏み更に加速して、あわや大惨事かと思いましたが、とっさにクラッチを切りブレーキを踏むことが出来ました。
このことからも、最終的にエンジンの駆動力をクラッチで遮断することの出来るMT車の方が急発進する危険は低いと考えます。
またATのNレンジからDレンジへ誤って入れてしまったり、Pレンジに入れたつもりでブレーキを離してしまう可能性の方が高い気がします。
ATなら左足ブレーキの方が間違えにくい、MTの方が急発進しても大惨事になりにくいと思っていたので、こういう見解が、現役警察官僚から出されて驚いています。
現役の警察官僚だからこと、こういうことは具体的に統計結果だして話をして欲しいですし、実際なにが踏み間違えの原因なのか知りたいですね。
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